投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 17 日 22:26:09:
米国の格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は17日、大手スーパー、ダイエーの格付けを「B−」から「CCC+」にするなど、大手小売業4社を引き下げると発表した。
ダイエーが「+」つきでつけられたランク「CCC」は「事業状況などが悪化した場合に債務を期日通りに履行する能力がなくなる可能性がある」という。引き下げ理由は「抜本的なリストラを成功させるにはある程度の債務放棄、繰り延べの必要性が高まっている。多額の有利子負債を抱えるリスクは困難な事業環境によって増幅される」などとしている。
ダイエー側は「今回の引き下げで資金調達への影響はない。正当な評価をいただけていない」としている。
このほかの格付けはイズミヤが「BBB−」から「BB+」、ユニーが「A」から「A−」、松坂屋が「BB−」から「B+」にそれぞれ引き下げされている。(22:14)