投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 17 日 18:11:01:
小泉純一郎首相は17日午後、首相官邸でパキスタンのムシャラフ
大統領と電話会談し、アフガニスタン情勢や経済支援について意見交換した。大統領は日本に対して50億ドルに上る債務の帳消しや経済制裁の見直し、財政支援の再開、パキスタンの産業の日本進出の4点を具体的に求めた。首相は債務帳消しについては「好ましくないというのが基本的な立場」と説明し、今後具体的な協議の中で結論を出す考えを示した。
電話会談終了後、首相は記者団に対して「具体的なことは今後相 談していこうということ」と話し、17日の会談では結論を出していないことを示した。自衛隊のパキスタン派遣は反日感情を高めるとの批判が野党を中心に出ているが、自衛隊に関する話題は外務省によれば出なかった。今回の会談はムシャラフ大統領の要請で、大統領から電話をかけてきたという。