投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 15 日 00:31:41:
厚生労働省は2004年の公的年金の改革で、企業の正社員を主な
対象とする厚生年金制度を見直し、パート労働者の加入を増やす方向で検討する。パートで働く人が増えているので、加入対象者を広げて制度の空洞化を防ぐ。同省では、パート年収が65万円以上の人すべてを加入させる案などが浮上。実現すれば、公的年金の保険料が免除されているパート年収130万円未満の主婦の一部に負担が生じることになる。
厚生年金は企業の従業員のために、定年後に国民年金に上乗せ
して支給する公的年金。正社員は全員加入するが、パート従業員については、週の就業時間と1カ月の勤務日数が正社員の4分の3以上の人だけが加入する仕組みだ。
これ以外のパートは国民年金に加入する。ただし、会社員や公務員の配偶者に扶養され、パート年収が130万円未満の主婦らは、国民年金保険料の支払いを免除されている。雇用の多様化で、雇用者全体に占めるパートの比率が約2割に上昇。このままでは厚生年金の保険料を負担する人が減る恐れがあるため、厚労省はパートの加入基準見直しを検討し始めた。
# 取れるとこからかっぱぐ腹づもり