投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 14 日 22:26:24:
大企業のサラリーマンらが加入する健康保険組合は、00年度の赤字額が全体で1231億円に上ることが、健康保険組合連合会のまとめで分かった。99年度の1992億円より縮小したが、介護保険への移行がなかったと仮定すると4200億円の赤字となる計算で、医療費の膨張による赤字基調は続いているとみている。
全1756組合(被保険者数約1540万人)のうち、65%が赤字を計上。リストラや組合の解散で前年度より被保険者が約28万人減ったことから、保険料収入が2年連続で減少したのが響いた。
財政悪化に伴い、法定で義務づけられている準備金(医療給付費の3カ月分)を割り込んでいる組合が370(21%)を占めた。政管健保の保険料率(8.5%)を上回る組合が全体の49%にのぼり、法定上限の保険料率(9.5%)では収支が合わないのも159組合あった。(17:39)