投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 25 日 12:02:32:
柳沢伯夫金融担当相は25日午前、閣議後の記者会見で金融審議会(首相らの諮問機関)第二部会が生命保険会社による予定利率引き下げ導入を見送る結論を出したことについて「元々狭い道で何かあるか探求した」と説明し、パブリック・コメントによる多数の反対意見を踏まえ今回の結論に至ったことに理解を示した。すでに生保各社が経営危機に陥った場合のセーフティーネットは講じてある、とも述べた。
信用組合や信用金庫に対する金融庁の検査結果は自己査定とのかい離ぶりを示す結果になったが、今回は国に所管が移って初めての検査であり、金融検査マニュアルに基づくものだったことを説明。「次の段階、ペイオフ(預金などの払い戻し保証を一定額までとする措置)に備えうる体制ができあがったということ」と意義を話した。全国銀行協会と経団連がまとめた債権放棄など私的整理のガイドラインについては「非常に濃密に議論していただいた」と評価した。