投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 12 日 19:25:15:
10/11 20:11 報復テロ被害に保険金出ず 損保、免責事項と判断 金融50
共同
東京海上火災保険は十一日、米国のアフガニスタン空爆に対して
「報復テロ」が起きて契約者が被害に遭っても、傷害保険などの保
険金を支払わない、とする方針を発表した。ほかの損保各社も同様
の判断となる見通しだ。
対象となるのは、傷害保険のほか、火災保険、自動車保険。すで
に出発している旅行者の海外旅行傷害保険にも適用となる。保険会
社は「戦争、外国の武力行使」などによる損害は予測不能なため、
免責事項となり、保険金を支払わないことになっている。
「報復テロ」かどうかは(1)ビンラディン氏の同胞またはタリ
バンの指示の有無(2)米国の報復攻撃への参加や支援などに対す
る報復テロである―などの点から判断する。
例えば、日本の米軍基地へのテロで基地周辺住民が巻き込まれた
場合や、国内の飛行機がテロ行為に遭ってビンラディン氏による報
復テロと判明した場合には保険金は出ない、としている。
九月十一日の米中枢同時テロは、戦争状態になる以前のため、保
険金は支払われる、としている。
(了) 011011 2011
[2001-10-11-20:11]