投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 09 日 23:35:46:
財務省は9日、利用度が低いため売却した方がよいと判断した国有財産が金額ベース(台帳価格ベース)で全体の5%に当たる1兆6億円に上った、との実態調査をまとめた。同省はこれらの財産について各省庁に売却を促す方針。
調査は、既に処分対象となっている国有地などを除き、庁舎など各省庁が所管する全国有財産を対象に98年〜01年に実施。対象になった国有財産は6万2387件、22兆2649億円だった。対象のほとんどは林野庁所管の山林。このうち利用度が低かったり効率の悪い使い方をしているため、より有効な利用方法の検討が必要と判断したのは1万3362件、2兆345億円だった。
財務省はこの「有効利用の検討が必要」な財産について、「庁舎の集約化」など一つ一つの処理計画を策定。売却すべきとの処理計画を立てた財産の合計は、8241件、1兆6億円に上った。 【岩崎誠】
[毎日新聞10月9日] ( 2001-10-09-23:08 )