投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 09 日 17:56:48:
米英軍によるアフガニスタン攻撃後、初の取引となった9日の国内各市場は報復行動の行方を見極めようとの様子見姿勢から低調な展開となった。
株式市場は平均株価(225種)が反落、1万円割れ寸前に迫った。また債券市場も薄商いから小動きで推移。為替相場は介入警戒感などから
こう着状態となった。原油、金も「有事の買い」は入らず、景気悪化懸念から値を下げた。
市場関係者の間では、攻撃の長期化は経済の先行きにマイナスとの見方が多く、スタートした報復の幕引きのタイミングに注目している。
東京株式市場は積極的な買いはなく、平均株価は反落。終値は前週末比194円10銭安の1万0011円77銭。東証株価指数(TOPIX)は、
27・45ポイント安の1043・00。出来高は約5億7400万株。 (了)