投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 09 日 17:41:04:
小泉純一郎首相は9日午後の参院予算委員会で、今年度補正予算編成に「大胆かつ柔軟に取り組む」との真意について、税収や失業率、
米国を中心とした世界経済動向などを見ながら柔軟に対応する意向であると説明した。首相は50兆円と言われる今年度の税収が「予想より
かなり落ち込む」可能性を指摘し、失業率や米国経済についても「経済は生き物」として先行きに警戒を示した。このため「安易な国債
増発に頼らない」との方針は堅持しながらも、これらの動向次第では当初方針にこだわらないことを示唆した。
首相は4月の就任時から国債発行30兆円以内の方針を打ち出しているが、「いまの状態は4月から変わってきていると認識している」と
話し、経済の悪化を認めた。無用の混乱を回避するため、自ら掲げた方針を変更する可能性に含みを残した。公明党の木庭健太郎議員
の質問に答えた。
# 安易じゃなくても増発は避けられないって。