投稿者 やまだ 日時 2001 年 10 月 09 日 11:54:52:
回答先: さぁ、矛盾を探してみよう。藤井厳喜(= 藤井昇)氏(ケンブリッジフォーキャストグループ代表) 著『「円」の消える日』 廣済堂出版(2001年10月) 投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 06 日 22:13:57:
金融の量的緩和を無視しています。
13年度の国債発行予定額は131兆9,037億円です。
税収は40兆円と予測されます。国債の償却はすべて借り換えになっています。
国の債務は9年から13年の間に241兆円増えています。
年間国債発行額は増え続けています。このままでは国債引受未達の可能性があります。
金融機関に国債の引き受けをさせるために、日銀は輪転機を休むことなく稼動させて貨幣の量産を図っています。
金融の量的緩和とかいう不可解な金融政策の実態です。
政府は、国民に知らせることなく、調整インフレもしくはハイパーインフレ政策を実行しています。
貨幣量を増やし、貨幣の価値を減少させようとしているのです。
経済実態が変わらないのに、貨幣量が増えれば貨幣価値が下落する。経済理論のいろはです。
金融の量的緩和の拡大を、無視しての議論は荒唐無稽です。
参考までに
13年度の国債発行額は、新規財源債28兆3,180億円、借換債59兆6,883億円、また、今年度より発行を開始した財政融資特別会計債の市中発行を10兆4,974億円、経過措置分として郵貯資金等の公的部門の引受け等33兆4,000億円を予定しており、その合計額は131兆9,037億円となる予定であります。
財務省 理財局 国債課 企画係 電話 03−3581−4111 内線2565