投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 08 日 23:03:34:
報復攻撃に伴い株価急落など日本経済にも動揺が及んだ場合、日銀は機動的に金融緩和を拡大する方針だ。当座預金残高を大幅に増やすほか、長期国債の買い切りオペの増額やインフレ目標策の導入など視野に、追加的な施策も検討する。また、為替介入にも機動的に対応する。
日銀は、同時多発テロ発生後の9月18日の金融政策決定会合で、公定歩合を史上最低の0・1%に引き下げ、当座預金残高は一時12兆円を上回り、先週も8兆円を超える水準で推移している。
経済への影響を最小限に抑えるため、当座預金残高を機動的に増額する。さらに、インフレ目標策の導入や現行で月額6000億円の長期国債買い切りオペを8000億円程度に増やしたり、整理回収機構(RCC)の不良債権買い取りに対する融資などの施策も検討する。
また、為替相場安定に向け必要に応じて円売り介入に改めて踏み切る構え。ドルを買って売った円を市場に放置する「非不胎化」の方針も継続する。 【鬼木浩文】
[毎日新聞10月8日] ( 2001-10-08-19:36 )