投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 24 日 16:45:45:
日本銀行は、ニューヨーク外為市場で、ドル買い介入を実施しました。
ニューヨーウダウが、300ドル以上下落しているタイミングであり、まさに絶妙なタイミングであり、そして、この介入に驚いた市場は、マイナス300ドルから一気にプラスになるという、大荒れの市場になりました。
ところが、介入規模が、余りにも小さかったために、ここで息切れし、あとは、マイナス150ドル近辺で一進一退となり、引け値は、140ドル安で終わっています。
もし、ニューヨークダウが、このプラスになった時に、1兆円単位の介入を行えば、ドルは、120円を超え、ニューヨークダウも、大幅高で終わり、一連の<負の連鎖>が終わった筈でした。
このような腰が引けている介入では、効果はありません。
ただ、ここまで介入を行うということを、内外には発表した効果はありましたが・・・。
昨夜の段階で、日本銀行は、今までの金融緩和を更に進め、事実上、青天井に設定したようであり、ロスタイム切れギリギリの段階で、日本銀行は、無制限の金融緩和を決定したようです。
月曜日のニューヨーク外為市場で、どのような介入を行うのか、注目しておきたいと思っています。