投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 05 日 16:34:46:
塩川財務相は、7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)に先立ち行われる日米財務相会談では、米国経済の見通しや経済運営について聞きたいとの意向を示した。
閣議後の会見で述べたもの。
塩川財務相は、日米財務相会談に際して、「米経済の見通しと大きな政策変更があるかどうか、経済運営を聞きたい。それ以外に大きな問題はない」と述べた。
為替介入については、「日本の判断でやっている。協調してやっていない」と述べた。
“米国が経済対策を打ち出すなか、日本に対して一段の政策が求められることはないのか”との質問に対して、塩川財務相は、「具体的な政策の議論はしたくない。日本は既定方針通りやっていく。景気回復は、日米共通の努力目標だ」と語った。
今年度の新規国債発行30兆円枠について、小泉首相の発言が変化してきたのではないかという指摘に対して、塩川財務相は、「30兆円を堅持しないと方針が狂ったと国民から見られた場合、将来への影響が大きい。方針を堅持していることを示したうえで、財政・経済運営しないといけない」と述べた。
そのうえで、小泉首相の考え方については、「国内事情は予定通りだが、国際情勢に変化があれば、考えないとならない時があると言っている。ただ、これは、早計に言える問題ではない」と説明した。