投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 04 日 19:05:52:
東京 10月4日(ブルームバーグ):小泉純一郎首相は4日午後の衆院予算委員会で、不良債権の最終処理方針や金融庁の対応について金融市場や海外の政府から「疑念を持たれている」と述べ、金融機関への審査体制などを改善するため努力をしていると強調した。民主党の仙谷由人氏への答弁。
米政府が98年以降、日米首脳会談などで日本の不良債権問題に懸念を示し続けていると仙谷氏が指摘したの対し、小泉首相は「信用されていないんですよ」とあっさり認めたうえで、「本質的にいかに不良債権問題が解決されていくか(が問題だ)。市場から信頼される体制を積極的に整えて、行政対応したい」と述べた。
さらに、小泉首相は、柳沢伯夫金融相の説明についても、「誤解されることもある」と率直に指摘し、誤解や疑念を抱かれないように努力する必要があると訴えた。