投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 04 日 18:55:26:
財務省の武藤敏郎・事務次官は4日午後の定例会見で、6日にワシントンで開催される7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議前に日米財務相会談が開催されることを明らかにした。出席者は両国の財務相、中央銀行総裁とテイラー米財務次官、黒田東彦財務官で30分程度になりそうという。
武藤次官は日米経済の現状と同時テロの影響などが話題になるとの見通しを示したうえで、為替相場についても「話題になるうることは十分にありうる」と述べた。ただ、円高・ドル安が進行した場合に協調介入をすることを米側に要請するのかとの問いに対しては「一般的な話になると思う」と述べるにとどめた。また、景気刺激への財政出動の余地が限られている日本の構造改革路線に対する米側の姿勢について、「今回は(日本も財政出動すべきとの)議論は聞いたことがない。日本の構造改革そのものが重要との認識は(日米両国で)共通していると認識している」と述べた。