投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 04 日 15:36:20:
松下電工は4日、2003年11月末までに社員数を昨年末の約1万6800人に比べ約1割少ない約1万5000人に削減することを柱とするリストラ計画をまとめた。同日午後、2001年11月期連結業績の再下方修正とともに発表する。社員数はすでに昨年までの2年間で約1800人減らしたが、引き続き定年退職者の不補充など自然減による削減を進める。
リストラ計画では、コスト削減に向けてインターネットを使った資材調達を導入し、2003年11月期の調達費を2000年11月期に比べ100億円以上圧縮する。本社組織のスリム化にも着手し、効率的な体制を築く。生産面では各工場がそれぞれ得意技術を磨くなどして競争力を高める。松下電工は2003年11月期の連結純利益を昨年度の1.6倍の520億円に引き上げる中期経営計画を実行中。しかし、情報技術(IT)関連の伸び悩みで、7月初めに計画初年度の今期業績を下方修正した。今第3四半期(6-8月)決算発表に合わせてリストラ計画を作成した。