投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 28 日 21:48:39:
東京証券取引所が27日発表した9月第3週(17日―21日)の投資主体別の株式売買動向によると、東証など国内の主要3市場で、外国人投資家の「売り」が「買い」を1817億円上回り、米同時テロが起きた前週に続いて、2週連続で大幅な売り越しとなった。
この週は、17日に5営業日ぶりに再開したニューヨーク市場で株価が急落を続けていたことから、大幅売り越しの要因について市場では、「外国人が、米株価急落に対する危機感から、手持ち資金を確保するため、日本株の売却を加速させた」(大手証券)との見方が多い。
また、東京市場でも17日に日経平均株価(225種)がバブル崩壊後の最安値を更新しており、テロ事件に誘発された外国人の売りが、日本の株価を押し下げていた構図が浮き彫りとなった。
一方、銀行(都銀、長信銀、地銀)は2週連続となる1356億円の買い越しだった。9月中間決算に向けた持ち合い解消や益出しの売りが峠を越したためと見られる。生保・損保も6週ぶりに1042億円の買い越しとなった。
(9月28日19:02)