投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 09 日 00:05:32:
後場に入ってから下げ渋る展開とはなったものの一時、前日比37(32.74%)円安の76円まで急落する展開となったあさひ銀行 <8322> 株価急落だが、今日の同社の出来高1億3800万株の約1割がゴールドマン・サックス証券によるものとなった。
約1300万株がゴールドマン・サックスの手口となるが、このところのあさひ銀行の出来高は約600万株前後となっていただけに、普通の日の出来高の2倍にも達する売り注文が突然入ってきたことが今日の株価急落の直接の原因となったようだ。
ゴールドマン・サックスの今日の売り注文の詳細は明らかではないものの、市場関係者からは米ヘッジファンドが投機的な売りを仕掛けてきたのではないか、といった声も聞かれた。しかし、売りを仕掛けるにしてはあまりにも手口が目立ち過ぎるのも事実で、この先、あさひ銀行が破綻するといった自信でも有れば別となるが、突然の大口の売り注文が一体、誰の注文によるものなのか、市場だけでなく金融当局までも巻き込んで探りあいが続く状況となっている。
今日の主な手口
◎前場
<売り> <買い>
ゴ−ルドマン 1254万2000 松井 497万8000
野村 630万4000 DLJ 424万4000
クレディリヨネ 468万3000 イートレ 404万1000
メリルリンチ 440万9000 大和 342万8000
◎後場
<売り> <買い>
松井 419万7000 野村 1623万7000
野村 411万8000 松井 550万0000
イートレ 365万2000 イートレ 287万0000
日興ソロモン 352万5000 DLJ 226万3000