投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 18 日 22:01:12:
経済同友会の小林陽太郎代表幹事は18日の記者会見で、大手スーパー、マイカルが民事再生法の適用申請をしたことについて「構造改革を進める過程で避けて通れない道。だらだらといつか良くなるのではないかという先延ばしには限界がある」と述べ、不良債権の最終処理(直接償却など)を急ぐべきだとの考えを表明した。そのうえで「必要なら金融機関に公的資金の注入をすべきだ」との見解を示した。
会見で「実際には何年も前から過剰供給の業界に、過剰設備を抱え込んだ企業があることはわかっていた。(大型の経営破たんが)これで最後とは思わない」と語った。かねて小林氏は「最近の株安で金融機関の体力が低下して不良債権処理が遅れる恐れがある」との懸念を表明していた。