投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 18 日 12:05:53:
18日午前の東京株式市場では、日経平均株価が大幅反発した。主力ハイテク株や銀行株が買い戻され、上げ幅は一時300円を超えた。前日の米国株の下落は予想の範囲内と受け止められ、日米欧の金融当局による政策協調への期待感が買いにつながった。欧州株に続き日本株も堅調に推移していることで、米の同時テロによる世界的な株安連鎖の懸念は取りあえず後退した。
日経平均の午前の終値は306円8銭(3.22%)高の9810円49銭。東証第一部の売買代金は3400億円。
この日はソニー、NTTドコモなどハイテク、通信株が上昇した。米国販売の低迷懸念から下げていたトヨタ自動車やホンダも買い戻された。テロの影響が業績を直撃するとして売られていた空運や損害保険株も買われている。東証第一部では全体の77%に当たる約1150銘柄が上昇、ほぼ全面高になっている。事前の予想では、取引再開後のダウ工業株30種平均の下落率は最大10%との見方が多かっただけに、7%にとどまり、安心感につながった。
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