投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 17 日 19:56:06:
【米国の報復観測で欧州原油価格が急騰】(9月15日日経新聞朝刊ほか)
欧州で原油価格が急騰している。米同時多発テロに対する米国の軍事報復が近いとの観測が強まっているためだ。金相場も上昇している。
●1バーレル30ドル台乗せ必至?
ロンドンの北海ブレンド先物価格は14日、一時1バーレル29.82ドルまで急伸、30ドルに迫った。一方ロンドンの金市場では1トロイオンス前日比6.05ドル高の285.30〜287.30ドルに達した。米国でのテロ事件発生後、NY証券取引所と同じく、NY商業取引所(NYMEX)の原油先物取引も取引停止となっている。17日には市場再開の見通しだが、事件直前では27ドル台であった。空爆のみならず地上軍投入で大規模な戦いになるとの見通しもあり、米国市場再開後の市況が注目される。仮に原油価格が7月6日の1バーレル28.21ドルを上回ることになれば、30ドル台乗せは必至であろう。
そうなれば世界同時不況の色彩を強める世界経済はさらなる難問を抱えることになろう。わが国経済は推して知るべしである。
[内藤新二]
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