投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 13 日 17:37:40:
金融封鎖について、以下の通り、ご返答させて頂きました。
ご返答日時: 01/09/11 7:18:35 東京 (標準時)
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Q1:万が一、金融封鎖になった時の事ですが、さくらフレンド証券が扱っているパトナムDITは、ドル建ての債権投信を購入し、毎月支払われる分配金は円換算して支払われます。このような場合はドル建ての元本はカットの対象になるのでしょうか?株式と同じ扱いならならないとは思いますが。
A1:金融封鎖になった場合は、全ての金融取引は停止されますが、いずれ、再開されます。その際には、ご照会のいわゆる、<マンスリーインカムファンド>は、受け取りを再開でき、ドルベースの円換算額を受け取れることになると思います。勿論、資産課税の対象にはなりますが。
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Q2:私、オーストリアに在住し現地法人で仕事をしており、都合で一旦帰国したのです。日本の状況が、ここまで悪化するとは思わず、こちらに有った預金の殆どをユーロ建てで**に送金し、そのまま外貨預金として3ヶ月定期にしております。
*月始めに満期が来るのですが、こちらから要請して送金が可能なら、元に戻そうかと思い始めました。貴殿はユーロに付いても懐疑的ですが、円が崩壊すればユーロに対しても安値を更新していくはずです。来年から現金が流通し始めるユーロに付いての思惑等ご存知でしたら ご教示願えませんか。
A2:もし、、目前の危機が、年末まで先送りできましたら、日本から送金された方が良いと思います。
国際通貨は、結果的に、ゼロサム社会なのであり、ドルが買われれば他の通貨は、売られます。
そして、今度は、弱い通貨(ユーロと円)間で、どちらが強いか、弱いか、が決まります。
確かに、円が下がれば、ユーロは上がりますが、私はあえて、弱いユーロ通貨を資産で持つ必要はないと思っているのです。
今後、訪れます世界経済の混乱下におきましては、私の持論である、<金・銀・原油本位制>が訪れると思っております。
米国は、この全てを持っていますから、いわば、【米国本位制】になるのですが、日本は、何もありませんから、問題外です。ユーロも、殆ど今は、丸裸状態ですから、話にもなりません。
ペーパー紙幣の時代は、いずれ終わり、昔の金本位制のような形になると思っています。
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