投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 13 日 17:25:52:
◆◇◆米国のテロ問題◆◇◆
今回の米国のテロ問題は、世界に激震を走らせていますが、金融部門からみた影響度を考えてみたいと思います。
ニューヨーク証券取引所、ナスダックは、12日も閉鎖されますが、場合によりましては今週一杯、閉鎖されることもあり得る状況になっています。
現在の混乱した状況下で、市場を開ければ、余計に混乱するからであり、まず、行政機能を正常化させ、コントロール下におき、その上で、再開した方が、より、正確な株価になると判断されるからです。
(日本のように,現物市場の値幅を半分に制限しておきながら、先物はそのままにしておくという、愚かな手段を取れば、結果、混乱を増幅させます。)
また、今回の<テロ>を見れば、奇妙な点もあります。
それは、イスラム原理主義者からすれば、標的は、【米国大統領】であり、即ち、【ホワイトハウス】だった筈です。
国防総省に、寸分たがわなく、突っ込んだ腕があるパイロットです。
【ホワイトハウス】への突入は、いとも簡単に行えた筈です。
ところが、【ホワイトハウス】への突入は行っていません。
また、【連邦議会】への突入も行っていません。
米国の金融の中心である、ウオール街の象徴とでも言える<貿易センタービル>軍事要塞とでも言える、<国防総省>これだけを狙っています。
(もう一機、途中で墜落していますが)
これは、どう考えても不自然です。
テロ集団の狙いは一体どこにあったのでしょうか?
私は、今回、ニューヨークのウオール街を狙ったのは、アラブへの見せしめがあるのではないかとも思っています。
アラブと言いましても、一枚岩ではありません。
米国株を1兆円単位で購入していますサウジや、金(Gold)現物をニューヨークの保管業者に預けているサウジ・アラブ首長国連邦・クエート等々。
アメリカを敵対視する、アラブの大儀は一体どこにいったのか。
イスラム原理主義者は、この<アラブの大儀>を何度となく、警告という形で発していました。
そして、今回、資本主義の権現というべき、ウオール街を 2機で狙い、完全に成功させました。
テロの対象は、アメリカだった訳ですが、本当の狙いは、同朋、アラブへの警告だったのではないかと思っております。
では、今後、どのような推移が考えられるでしょうか?
もし、私のこの考えがあたっているとすれば、次に狙われるのは、イギリスと日本です。
特に、日本の小泉総理は、明確に米国支持を打ち出しています。
ブレア首相も同様です。
今後の事態の推移を注意深く見ていきたいと思っております。
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