投稿者 sanetomi 日時 2001 年 9 月 13 日 09:07:40:
首相、郵政公社化で金融庁の検査を指示
小泉純一郎首相は12日、片山虎之助総務相と首相官邸で会談し、2003年に郵政事業庁(総務省の外局)から郵政三事業を移管する郵政公社の経営形態について(1)郵便貯金業務などに対する金融庁の検査・監督の実施(2)法人税などの納税義務付け(3)手紙の集配業務の民間開放範囲の拡大――の3点を検討するよう指示した。
総務相は「できるだけ民間に近い形での公社を検討したい」としながらも、金融庁による検査・監督の実施には「政府系金融機関は金融庁の検査・監督を受けていない」などとして強い難色を示した。法人税などの納税義務づけに関しては「税金という形は難しいが、納付金のような形で納めることはできるのではないか」と一定の理解を示し、手紙の集配業務の民間参入範囲については最大限認める方向で検討を進めていると説明した。
総務省は郵政公社の経営形態を巡って、来年の通常国会への公社化関連法案の提出に向けて、総務相の私的研究会(座長・南直哉東京電力社長)で制度設計などの具体的な検討を進めている。
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