投稿者 sanetomi 日時 2001 年 9 月 12 日 11:09:00:
米テロ受け、日銀が緊急資金供給へ2兆円の買いオペ
日本銀行は12日午前、アメリカでの同時多発テロ事件を受けて、金融市場の安定を
確保するため、計2兆円程度の手形買い入れオペレーション(公開市場操作)を実施し
た。この結果、金融機関が日銀に保有する当座預金のこの日の残高は8兆3000億
円程度まで大幅に増加する見込みだ。通常の当座預金残高の目標としている6兆円
程度を約2兆3000億円上回る潤沢な資金供給水準となる。
日銀は通常、毎日午前9時20分に定例のオペを通知して実施しているが、この日は
緊急事態として、午前9時に1兆円を供給し、さらに午前10時過ぎに追加で1兆円の
手形買い入れオペを行った。
この日の短期金融市場では、テロ事件を受けて、外国銀行を含む資金の取り手であ
る金融機関が手元資金を早めに確保しようとする動きを強めたため、短期金利の指標
である無担保コール翌日物金利は、一時、前日より0・067%高い年0・07%前後で
取引が始まった。
しかし、日銀が資金供給を拡大した結果、同金利はその後、外銀に対しては前日よ
り0・047%高い年0・05%前後、日本の都市銀行などに対しては同0・017%高い
年0・02%前後で取引されている。
取引金利に差があるのは、資金需要が強い外銀は高い金利でも資金を取っているた
めだ。
(9月12日10:51)
## ますます紙幣がジャブジャブあふれるーぅ。
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