投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 12 日 01:54:35:
ニューヨークの世界貿易センターがテロ攻撃を受けた11日、米株式市場の取引は無制限の中止となった。ドル相場は一時、対円で1ドル=119円99銭まで急落。行き場を失った資金は、より安全な投資先である債券に流れ込み、債券価格が急騰(金利は急低下)するなど、米金融市場は大揺れとなった。
貿易センターでは、主要金融機関の株式トレーダーやブローカーが勤務している。ニューヨーク証券取引所は取引への障害が予想されたため、即座に取引中止を決めた。中南米の株式市場の取引なども、出来高が薄くなっているという。シカゴ商品先物取引市場(CME)も終日閉鎖となった。
ドル相場は1ドル=122円台から一気に118円台に急落。午前11時半(日本時間12日午前0時半)現在、119円台の前半の値動きとなっている。
債券価格は一時、前日終値の2倍近くに急騰したが、社債などの取引は間もなく中止された。ロンドン市場では、安全な投資先とみられた金の価格が高騰し、前日終値比で2%上昇した。
世界の投資家たちは、貿易センターへの攻撃が、米国に対するテロ攻撃の初めになるのではないかと懸念している。「取引が開始されれば、米株式価格が急落するなど、混乱は続くだろう」(英国株トレーダー)としてる。(01:25)
このページの感想 |