投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 11 日 12:19:56:
柳沢金融担当相は、金融機関の経営との関連で、株価のレベルがどこまで下がるのか心配している、と述べた。
閣議後の会見で述べたもの。
東京株式市場での株価低落傾向が金融機関経営に与える影響について、柳沢金融担当相は、「株価のレベルが、どこまで行くのか、率直に言って心配だ」と述べた。
さらに、株価の下落について、「決して芳しいことではない。われわれも、証券市場の構造改革に取り組む決意をしている。投資家の人達も、われわれが、そうした認識を持っているということを考えて(投資して)もらえればありがたい」と述べた。
また、”金融機関の持ち合い株式の解消売りが、株価の押し下げ要因になって株価下落になっているよに見える。その点は、どう思うか”との質問に対して、柳沢金融担当相は、「それが原因で、どんどん下がっているとは思わない」と述べた。
柳沢金融担当相は、”改正預金保険法で定める現在の公的資金注入の枠組みでもって、危機対応は十分か”との質問に対して、「われわれが心配するような事態はカバーされていると思う」と述べるにとどまった。
また、あさひ銀行 <8322> と大和銀行 <8319> が経営統合に向けて交渉を始めたことについて、柳沢金融担当相は、「地域性を考えると、(この経営統合は)相互補完することもあり、全体として、よい組み合わせと評価できる」と述べた。
このページの感想 |