投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 10 日 19:34:02:
東京工業品取引所（東工取）で10日、国内初アジアで唯一の原油先物取引が始まった。取引するのは中東産原油で、12月決済物は1キロリットル1万8700円と現物スポット原油とほぼ同水準の初値がついた。午前10時時点の出来高は約1万枚（１枚は100キロリットル）とご祝儀ムードも手伝い東工取が目標とした1日の目標5000枚を大きく上回った。
同取引所では1999年7月に上場したガソリン、灯油以来の新規上場で、1982年の金以来の大型の国際商品。東工取は透明性の高い取引価格指標と石油会社など実需家のリスクヘッジ（保険つなぎ）の場づくりを目指している。
中東産のドバイとオマーンの平均値について12月決済物から2002年2月決済物までの３限月の取引が始まった。取引開始から個人投資家や大手商社のディーリング部門の注文が順調に集まった。ただ出来高は大商いとなったガソリンの取引初日に比べると2割程度少なかった。
石油会社はとりあえず様子見の姿勢で、注文を取り次ぐ大手商品取引各社の間では参加を見合わせたとの見方が多い。
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