投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 02 日 20:10:09:
金融庁は2日、金融機関の2001年3月期の資産状況を集計した。それによると、信用金庫、信用組合などの協同組織金融機関も含めた金融機関全体(破たん銀行を除く)の自己査定に基づく問題債権は、回収に注意を要する「第二分類」、回収に懸念のある「第三分類」、回収不能の「第四分類」合計で82兆7470億円と、2000年3月期比1.1%増加した。
このうち、第二分類は、協同組織金融機関がリスクの小さな債権に対する審査基準を厳格にしたことで、同1.7%増の79兆6210億円となった。一方で、主要銀行(都市銀行、長期信用銀行、信託銀行)を中心にリスクの大きい債権が減少。第三分類は同11.7%減の3兆1260億円、第四分類は前期の120億円からゼロになった。