投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 06 日 23:22:30:
厚生労働省の近藤純五郎次官は６日の会見で、今月下旬に発表する２００２年度の医療保険制度改革案に関連し、「せめて（制度が）数年もつような考え方で臨みたい」と述べ、抜本改革を断念して、保険財政の破たんを食い止める対策に特化した改革案になるとの見通しを明らかにした。２０００年に、２００２年度へ先送りした抜本改革を、再び先送りするものだ。
また、今回の改革案について、患者、医療機関、健康保険組合などの保険者のいずれにも負担増を求める“三方一両損”の考えで検討していると明言。「経済に悪影響を与える面もあり得る。短期的に見れば当然マイナス面が出てくるが、やむを得ない」と語り、現在の経済状況下でも、患者の医療費の自己負担増や保険料引き上げはやむをえないとの考えを強調した。
(9月6日20:46)
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