投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 06 日 20:15:49:
小泉純一郎首相は6日夜、首相官邸で米格付け会社、ムーディーズ・インベスターズ・サービスが日本国債を格下げする方向で見直すことを発表した点について「これだけ大量に国債を発行していれば不安に思うのも分かる」と述べた。「国債の大量発行に注目すれば、見直すというのも分かる」と繰り返し、格下げ検討もやむを得ないとする姿勢を示した。ただ「日本経済の潜在力は強い」とも強調し、この点を踏まえた判断に期待も見せた。
4―6月期の実質国内総生産(GDP)成長率を見て補正予算編成を指示する可能性について「これは経済状況が厳しいから必要な対策は打つ」と話し、否定しなかった。雇用対策を念頭に置き「あした(7日)よく(GDPの結果を)見て判断したい」と述べた。6日昼の会合で首相が「国会で追いつめられたら覚悟」と言及した点に関連し「解散はない、と言った」と釈明。「何もしないうちに解散しない」と否定した。首相は、解散が必要な状況とは「本当に追いつめられ国会でにっちもさっちもいかないこと」と想定していると説明し「解散は念頭にない」と強調した。
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