投稿者 sanetomi 日時 2001 年 9 月 06 日 18:31:13:
内閣府「景気、後退局面の可能性高い」
内閣府が6日発表した7月の景気動向指数(速報値)は景気の現状を表す一致指数が12.5%となり、7カ月連続で判断の分かれ目である50%を下回った。鉱工業生産などほとんどの生産関連指標のほか、消費や雇用関連指標も悪化したことが主な要因。生産の低下傾向が続くことから、内閣府は8月の一致指数も50%を下回る可能性があるとみており、「景気は後退局面にある可能性が高い」として、景気の後退局面入りの可能性を認めた前月までに比べ、より踏み込んだ判断を示した。
一致指数の動向について、内閣府は前月まで「景気の局面が変化した可能性がある」と説明。後退局面入りの可能性を認めていたが、一致指数が50%を下回る状況が半年以上続いていることから、景気が転換点を迎えた可能性が高いとの認識を明確に示した。
景気が「山」を迎えた時期については「まだ十分なデータがそろっていないので判断できない」と明言を避けたが、「昨年12月あたりが高くなっている」と指摘。12月か昨年8月がピークになる可能性が高いとの見方を示唆した。
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