IMFの金融審査受け入れ 金融相が専務理事に表明 共同

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 06 日 18:01:02:

回答先: IMFの金融審査受け入れを表明〜金融相、専務理事との会談で〔東京新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 06 日 11:47:33:

09/06 10:17 IMFの金融審査受け入れ 金融相が専務理事に表明 外経30

 【ワシントン5日共同=谷口誠】訪米中の柳沢伯夫金融担当相は
五日、国際通貨基金(IMF)のケーラー専務理事と会談し、各国
の金融システム安定度を調査するIMFの金融審査について「前向
きだ」と受け入れを表明、具体的な日程調整に入ることで合意した
。                             
 ケーラー専務理事は、金融相が掲げる二―三年以内の不良債権の
最終処理方針について「戦略を立てて進めることは評価できる」と
支持した。                         
 IMFが不良債権処理額の大幅積み増しと公的資金の再注入を求
める報告書をまとめたことをきっかけに続いていた金融庁との対立
は、今回の会談で沈静化する見通しとなった。         
 金融相は会談後記者団に対し、受け入れた理由について「金融審
査の制度を構築したG7(先進七カ国財務相・中央銀行総裁会議)
の一員としての責任がある」と語った。ただ審査を受け入れるには
金融庁の人員が不足しているため、日程を含め審査方式を事務当局
間で協議することになった。                 
 審査方式については(1)審査団の構成(2)期間(3)審査内
容の選択―などが検討課題の中心となる。特に審査内容では、一九
九七―九八年の日本の金融危機時の経験を踏まえ、今後のIMF審
査の指針づくりにも生かすことを金融相が提案し、ケーラー専務理
事も承諾した。                       
 IMFは、七月に公表した年次報告書で、日本の不良債権処理に
関し、二十兆円を上回る引当金不足を指摘、公的資金の再注入を提
言。                            
 金融庁は、民間アナリストの分析に基づいた試算と強く反論し、
反目が続いていた。しかし、金融審査の受け入れを表明しなければ
、日本の公表不良債権に関する国際的な疑念を招きかねないと判断
した。                           
(了)  010906 1017              
[2001-09-06-10:17]

09/06 10:10 IMF金融審査とは  外経31

 IMF金融審査 アジアやロシアの金融危機に十分に対応できな
かった経験を踏まえ、1999年5月に先進7カ国財務相・中央銀
行総裁会議(G7)で合意した各国の金融システム安定度を幅広く
調査する制度。2001年7月までに33カ国を対象に調査に着手
。先進国ではカナダで実施、英国、ドイツが受け入れを表明してい
る。ただ個別の金融業に精通した職員が少なく、能力不足を指摘す
る関係者も多い。米国は態度を保留している。(ワシントン共同)
(了)  010906 1010              
[2001-09-06-10:10]

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