投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 06 日 17:58:56:
09/06 08:08 不良債権で実際に行動を 米長官、訪日控え会見 外経07
【ワシントン5日共同】オニール米財務長官は五日、日本、中国
訪問を前に記者会見。日本が不良債権処理で「実際に行動を見せる
ことが重要」と述べ、塩川正十郎財務相との会談で日本の金融部門
の早期立て直しについて協議する考えを明らかにした。
米国経済に関しては「回復を期待できる」と楽観論を強調。「強
いドル」を目指す米国の通貨政策に変化がないことも明言した。
また「米国は財政、金融両面で適切な措置を取ってきた。減税額
は七―九月期だけで四百億ドルに上る」と説明。製造業の回復を示
す指標が出ていることを紹介し、来年は少なくとも2・5―3%の
成長を達成できるとの見通しを示した。
さらに「(世界経済の)エンジンは米国だけでは不十分」として
、日本にも成長促進を要求。「米国は小泉政権の改革路線、特に金
融部門の健全化を優先課題に掲げていることを強く支持する」と語
り、不良債権処理を後押ししていく姿勢を示した。
財務長官は八、九の両日に中国・蘇州で開かれるアジア太平洋経
済協力会議(APEC)財務相会議に出席後、日本を訪問する。
(了) 010906 0808
[2001-09-06-08:08]
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