投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 06 日 00:22:33:
自民党首脳は5日、小泉純一郎首相が掲げている新規国債発行額を30兆円以下に抑えるとの方針について「構造改革の政治的シンボルだ。破った場合のダメージは大きい」と述べ、今年度から堅持すべきだとの考えを強調した。そのうえで今年度補正予算の赤字国債以外の財源としては(1)交付国債の発行(2)NTT株など国有財産の売却益――などを挙げた。
交付国債は、もともとは第二次大戦の戦没者の遺族や引き揚げ者を支援するために現金代わりに支給した国債で、生活者援助という特定の使命を負っている。本来の目的以外の使用例としては、1997年以降の金融危機に際して金融システム安定化のために準備された7兆円がある。
同首脳は、4-6月期の国内総生産(GDP、速報値)の実質経済成長率が前期比マイナス1.2%近くになるとの予測があることについては「前政権が編成した予算を執行した結果で、小泉改革とは何の関係もない」と語った。
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