投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 05 日 20:36:30:
株式会社第二海援隊 代表取締役 浅井 隆
久しぶりにホームページ上で皆さんにメッセージを出したいと思います。
本日(9月3日)、9月に入って東京株式市場が初めて動いたわけですが、NYやナスダックが多少戻したにも関わらず、日経平均株価は300円下がりました。300円の下げというと、あまりたいしたことないように思われるかも知れませんが、現在の株価1万円に対して300円の下げということは、例えば株価が4万円の場合であれば300円の下げの4倍になりますから、1200円も下落したと考えると、かなり大きな下げであることがお分かりいただけるでしょう。終値は1万409円となり、かなり危機的な水準になってきました。
以前、7月のニュースフラッシュで「ハイテク関連企業の大幅な業績不振等により、日経平均は1万円を割れるかも知れない」と申し上げましたが、そのとおりになってきました。ひょっとすると日経平均は一万円を割れるかも知れませんが、そろそろ株価は大底圏であり、現物株であればそろそろ買ってもいい時期にきていると見ております。“超悲観論”が出てきたときこそ、株は大底であることが多いのです。
さて、「お勝手国家破産議事堂」を私も毎日拝見しておりますが、本当にいろいろ活発な意見交換がなされており、驚いております。ここ最近、掲示板の書き込みを拝見してますと、他社のレポートで近々に預金封鎖が行なわれるのではないかということが取り上げられたため、それを心配する声がだいぶ出ているようですが、私は預金封鎖ということは関東大震災でもない限りあり得ないと見ています。危機意識を持つことは必要ですが、パニックになってはいけません。冷静に判断しながら、皆さんの財産を殖やしていただきたいと思います。
(9月3日付浅井隆の最新コメント)
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