投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 05 日 11:53:57:
財務省が5日発表した7―9月期の景気予測調査によると、景気の状況に対する判断指数は大企業でマイナス17.5となり、2期連続で大幅に悪化した。同時に発表した4―6月の法人企業統計でも、全産業の設備投資は前年同期比2.3%増と6期連続の増加となったものの、増加幅は2期連続で縮小。年明け以降の景況感の悪化が企業に急速に広がっていることを浮き彫りにした。
法人企業統計は内閣府がまとめる国内総生産(GDP)統計のうち、設備投資動向を分析する基礎となる。7日発表の4―6月期のGDPについて、内閣府は実質経済成長率が前期比でマイナス1.2%程度になるとの見通しを示している。財務省は「足元の景況感悪化が今後の設備投資にも影響を及ぼす可能性がある」と説明。企業の景況感の悪化と設備投資の鈍化傾向が鮮明になったことで、補正予算の編成など今後の経済運営にも影響しそうだ。
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