投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 05 日 11:46:51:
今後の人口減少下において、移民政策は有効ではないか?とのご質問がありましたので、以下の通りご返答させて頂きました。
ご返答日時: 2001/08/29 5:22:58 東京 (標準時)
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日本は、今まで事実上、移民政策を取ってきておりませんが、今後も不可能だと思います。
移民政策で、もっとも重要なことは、移民を受け入れる社会システムなのです。
今の日本は、移民は、ただ単なる安い労働者としか、見ていません。
例えば、多くのイラン人労働者が日本に来ましたが、殆ど彼らは、失意の内に帰っていきました。
しかも、暴力団系の手配師等に搾取され、悲惨な目にあった、まじめなイラン人が多くいます。
お金がないため、24時間営業の映画館にとまりながら、必死で働いてきた多くのイラン人は、今は、イランにもどり(強制送還等)、反日感情を持つようになっています。
フィリピン人も、同様です。
そして、今、日系ペルー人、日系ブラジル人も、徐々に同様な目にあっています。
また、景気が悪化し、工場が閉鎖されれば、彼らは、即、職を失います。
今、日本に滞在している移民労働者をないがしろにする、今の日本社会では、今後、移民が増える事など、あり得ません。
それより、日本人の移民が、海外に殺到する事もあり得ます。
優秀な人材・資産家の方々が、海外脱出を図る例が、増えてきていますから。
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