投稿者 FP長万部 日時 2001 年 9 月 04 日 21:01:43:
2001年09月04日
失業率:就職あきらめた人を含めると10・4% 内閣府試算
適当な仕事がない、と就職をあきらめた人を含めた失業率は10・4%――。内閣府は4日、こんな試算をまとめた。完全失業率は7月に5%台に乗り史上最悪を更新したが、実際の雇用問題はさらに深刻化している可能性もある。
試算は同府が総務省の労働力調査特別調査に基づいて行った。2月末時点の労働力人口は6659万人で完全失業者は318万人だった。しかし完全失業者は、実際に求職活動をし、仕事が見つかればすぐに就けるという条件を満たさなければならない。学生、主婦のほか、病気などで求職していない人や、景気悪化で就職をあきらめた場合などは非労働力人口(4162万人)となり、完全失業率を算出する土台である労働力人口から除外される。
試算によると、非労働力人口のうち勤務地や賃金などを理由に「適当な仕事がありそうにないから」と求職活動をやめている人が420万人いた。これを労働力人口として加算すると、統計上の完全失業率の2倍を上回った。また、そのうち「今仕事があればすぐ就ける」という就労意欲のある133万人に限定して加算しても完全失業率は6・6%に上昇した。 【白戸秀和】
[毎日新聞9月4日] ( 2001-09-04-19:48 )
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深刻ですねぇ〜、政府がこんな情報をディスクローズせざるを得ない、グローバルスタンダード恐るべし。
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