投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 04 日 13:53:09:
日経平均は、今後11,000円を割り込みますが(このレポートがお手元に届けられています際には、割っているかもわかりませんが)、その際には、【 世界的な同時株安懸念 】との大見出して、世界のマスコミが大騒ぎします。
ニューヨーク市場も、1万ドルを割ってくると思います。 現在の、ボックス相場の下限(9,600ドル)に、近づいてきます。
そこで、【日本銀行】に対して、世界中から、大合唱が起こるでしょう。【世界を救う為に、30兆円以上の金融緩和を行え】と。
今まで、渋ってきた【日銀】も、この世界からの要請で、しぶしぶ大規模な金融緩和を行うという"大義名分"が出来ます。
今、【日本銀行】への風当たりは、物凄く強いですが、既に【日本銀行】は、ジャブジャブの資金供給を行っています。
銀行などは、資金が余り過ぎて、国債を70兆円以上も買っているのです。 (都銀だけでは、40兆円以上)
この上、更に30兆円以上の金融緩和を行っても、景気には、全く良い影響は与えませんが、それでも、効果がある市場があります。
それは、【世界の株式市場】です。この【日銀】の<カミカゼ金融緩和>を受けて、世界の株式市場は、急騰します。
金融緩和の額が大きければ大きいほど、急騰度合いが激しくなります。
【日銀】は、ここでは、世界を救ったと、いうことで、表面的には、絶賛されるでしょう。 ところが、この【カミカゼ金融緩和】が、日本の破綻を早めるという、とんでもない副作用を持っていることは、多くの国民は、後から気がつくでしょう。
今でも、【日本銀行】のバランスシートは、異常に膨らみ続けています。
"ふぐ"が怒り出したように、パンパンに膨れています。
この上、更に膨らまそうというのが、この【カミカゼ金融緩和】なのです。
膨らみ、そして、膨らみ、結果。破裂します。
壮絶な破裂を見せるでしょう。
後には、紙くずとなった、<日本円紙幣>が残ります・・・・。
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