投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 01 日 16:09:22:
大和銀行は1日、グループの近畿大阪銀行、奈良銀行とともに3行を2003年春をメドに3段階で経営統合する方針を固めた。年内にも共同で持ち株会社を設立、今年度中に大和銀の信託部門を分社化した後、銀行部門を全国展開の「広域銀行」と大阪、奈良中心の「地域銀行」に再編する。全行員の25%にあたる3000人を削減、140の店舗統廃合などリストラ策も強化する。不良債権の早期処理などの課題を抱え、経営強化を急ぎ生き残りを目指す。
大和銀が経営再編に踏み切るのは、統合によるリストラや外部資本との提携戦略をテコに経営体質を強化する狙いがある。大和銀は総資産約15兆円と、100兆円規模の4大金融グループに比べ経営体力で見劣りするほか、株主への配当原資となる剰余金が大手銀の中で最低水準。このため、銀行の経営環境が厳しさを増す中でも、特にその打開策が注目されていた。分社化する信託銀行には外資系金融機関も含め幅広く経営参加を呼びかけるほか、「地域銀」は地方銀行などとの連携も想定しており、同行中心の地銀連合に発展する可能性もある。
★最近の日経の報道はマクドナルドにしろ嘘とプロパガンダにまみれた酷い代物です。までに市場の暴力によってポアされるでしょう。
★これに関連するNevadaEconomicReport「投資情報」より転載。
今日の株式
...2001/08/01(Wed) 15:45:00...
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8月1日(水) 今日の株式
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日経平均は、一時は、マイナスになる場面もありましたが、先物から買われ、引けは、98円高で終わっています。
この先物買いは、NHKの大和銀行の経営統合のニュースを切っ掛けに、銀行株が買われた為です。
この経営統合は、【大和銀行】を地方銀行化するものであり、信託銀行部門は、売却することになります。
これで、表面的には【大和銀行】の経営は安定しますが、果たして投入された公的資金は返済できるのか、極めて疑問です。
また、これで、一部では、金融危機は終わったとのコメントを出す専門家もいますが、今回の【大和銀行】の救済統合は、信託部門を売却し、それで、3,000億円程の資金を捻出するというものであり、根本的な不良債権処理には、ほど遠いものです。
また、米国が求めてきています<破綻処理>を、反故にするものであり、米国の反発は相当厳しいと思います。(破綻処理となれば、莫大な利益が、米国系企業にもたらされますから)
今後の展開をじっくり見ていきたいと思っています。