投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 03 日 22:15:53:
柳沢伯夫金融担当相は31日午前の閣議後の記者会見で、株価下落が銀行経営に与える影響について「決して芳しい状態ではないが、すごくシリアス(深刻)な問題には至っていない」との見方を示した。
柳沢氏は、9月中間決算から時価評価が導入されるため、株の評価損が銀行の資本勘定にマイナスの影響を与えることを指摘したうえで、「特に日経平均に組み入れられている銘柄と銀行の保有株はかい離があり、(日経平均の下落が銀行の決算に影響する)連動率は半分程度だ」と述べた。
一方、今回の株安の一因と指摘されている、不良債権の今後の推移についての金融庁試算については、「03年度までの3年間は不良債権残高が『横ばい』と表現したが、実際は漸減傾向だ。ただ3年目にわずかに増えるので『横ばい』と表現した。説明の仕方に反省している」と述べた。
(14:48)
このページの感想 |