投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 02 日 11:53:57:
金融庁が来年の導入を検討している生命保険会社の予定利率(契約者に約束した運用利回り)の破たん前引き下げ制度の是非を巡り、生保主要10社の意見対立が鮮明になってきた。最大手の日本生命保険が創設に前向きなのに対し、第一生命保険、明治生命保険など残る9社が「反対」を訴え始めた。業界の足並みの乱れは金融庁による法案化作業にも影響を与えそうだ。
予定利率の事前引き下げは生保経営を圧迫している巨額の「逆ざや」(予定利率を実際の運用利回りが下回る状態)を解消、破たんを未然に防ぐのが狙い。加入時の予定利率が高めの契約者は保険金削減か、保険料引き上げを迫られる。金融庁は8月末までに制度の是非について主要10社の意見を聴取、日生が賛成した以外はすべて反対だった。
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