投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 31 日 23:31:41:
新興企業向け３市場に上場するインターネット関連企業の2001年４―６月期決算が31日に出そろった。景気低迷の影響で経常赤字に転落する企業が続出、主要19社の約６割、12社が経常赤字だった。売上高も１―３月期に比べ10社が減収。広告やネット接続会社の不振が目立ち、電子商取引（ＥＣ）関連企業は比較的堅調だった。
伸び悩む業績打開策として新事業に進出したが投資負担が先行し、赤字になった企業が多い。インターネット総合研究所はネットワーク技術を持つ新日本製鉄子会社などを買収し事業の柱にすえたが、営業権（のれん代）償却で経常赤字幅が１億5000万円拡大し、３億900万円になった。
ネット接続会社のドリーム・トレイン・インターネットはブロードバンド（高速大容量）対応サービスを始めたが、既存回線と広帯域回線への重複投資が負担になり、１億7000万円の赤字に転落した。ネット広告関連は企業の広告出稿が４月以降急減したことが打撃になった。７社のうち４社が経常赤字になった。
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