投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 8 月 31 日 19:17:40:
08/31 17:02 改正サービサー法が施行 対象債権、８０兆円拡大 政治19
共同
民間の債権回収会社（サービサー）の業務範囲を大幅に拡大する
改正債権管理回収業特別措置法が一日、施行される。業務は独立系
ノンバンクの債権などにも拡大され、法務省は「不良債権処理の一
層の迅速化に役立つ」と期待している。
サービサー業務はこれまで、金融機関や系列ノンバンクの保有す
る債権の回収に限定されていた。今回の改正では、破産などの法的
倒産手続き中の企業が持つ債権、独立系ノンバンクや特定目的会社
（ＳＰＣ）の債権についても、回収請け負いや債権の譲渡を受ける
ことが可能となった。
法務省の試算では、新たにサービサー業務の対象となる債権は、
八十兆円を超えるという。
また、これまでサービサーが扱うことができなかった利息制限法
を超える高金利の契約を結んでいる貸し付け債権についても、利息
制限法に沿って計算し直して、取り扱えるようになった。
サービサー法は、不良債権処理と債権回収からの暴力団の排除な
どを目的に、一九九八年に成立、九九年から施行された。八月末ま
でに五十三社が登録しており、取り扱った債権額は二○○一年六月
末で約三十六兆円。回収額は約一兆三千八百八十億円に上った。
（了） ０１０８３１ １７０２
[2001-08-31-17:02]
| このページの感想 |
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。