速水日銀総裁のいっていることがほぼ正論

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投稿者 DC 日時 2001 年 8 月 31 日 00:11:07:

回答先: 東証:金融機関、約1276億円を売り越し 8月第4週の売買〔毎日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 30 日 22:24:37:

#ぜーんぶをよーくよんでかんがえてみましょう。

日銀の速水優総裁は30日、名古屋市内のホテルで会見し、株価の下落について「銀行が株を持ち過ぎていて(その他の)企業
も伝統的慣習で取引先と株を持ち合っている。期末を控え、株が上がると売りに出すために、株価は下がりがちになる」

#企業とは↓の一部の企業。

http://www.sentaku.co.jp/sentaku/bn/200104/article.html#3
「株買い上げ機構」という素人療法

「真の危機は、持ち合い株に時価会計が導入される9月中間決算でやって来る」・・持ち合い解消売りこそ株価崩壊の主
因だ、という財界を中心としたキャンペーンが首相官邸や自民党政務調査会を突き動かした。行く末短い政権を見限って
霞が関の官僚は寝転んでいたから、知恵袋は報道機関らしい。泥縄式で飛び出したのが株買い上げ機構という「素人療
法」だった。

しかし現実には、3月までに9割近い上場企業が前倒しで持ち合い株に時価会計を導入している。その結果、株価の下
落にもかかわらず、こうした企業の損益には影響が出ない。騒いでいるのは銀行と、重厚長大のオールド・エコノミー企業
ばかりなのだ。

持ち合い株への時価会計の導入が決まったのは98年。この3年間に銀行は保有株式をどう使ってきたか。大蔵省が認
めたのをいいことに、98年3月期末に有価証券の評価方法をそれまでの低価法から原価法に変更して楽をした。益出し
を繰り返すことで、自らの墓穴を掘る。簿価はどんどん上がり、株価下落時のリスクを高めたのだ。

会計ビッグバンの一環として税効果会計が導入された時も、銀行は過年度税金調整額というみかけの利益を使って償却
原資にした。「会計ビッグバンのプラスだけを先食いして、マイナスが残ったから助けてくれというのは虫がよすぎる」と海
外の会計基準に詳しい公認会計士はいまいましげに言う。

が、銀行のわがままを最後まで聞いてやる、というのが日本政府らしい。公的資金で保証する株式買い上げ機構の創設
もそうである。柳澤伯夫金融担当相や森昭治金融庁長官は、しきりと「やってやるから知恵を出せ」と金融界を促すが、
現場は戸惑っている。

詳細は明らかではないが、持ち合い株式を機構に持ち込んで凍結、5年程度保有した後で市場で売るという。売却時に
は投資信託の形にすることも一案という。一方、銀行が買い上げ機構に売却した企業の株は、その企業に自社株消却さ
せることも検討している。持ち合い株は本来相互に消却するのが筋だが、銀行が自社株を消却した場合は自己資本が減
ってしまい、国際決済銀行(BIS)基準などをクリアできなくなるからだ。そこで、企業にだけ消却を求めようというのだ。
「銀行が含み損を作ったのは自業自得じゃないですか。企業が自助努力で処理した銀行株の損失こそ補填してもらいた
い」と大手メーカーの財務担当専務は吐き捨てる。企業側は益出しすることもなく、銀行株の下落で評価損を計上し続け
てきた。一方、企業側の株価は持ち合い当初に比べれば上がっているのに、銀行は途中で益出しを繰り返してきた。「そ
の銀行を救うのか」という憤懣が企業に渦巻く。
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      ごまめの歯ぎしり メールマガジン版
衆議院議員 河野太郎の国会報告
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メールアドレスが変わりました。 konotaro@h5.dion.ne.jp です。
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緊急経済対策特命委員会等合同会議。
株式取得機構に関する中間報告。満場一致で反対。議論は途中でうち切り。

なぜ、こんな機構が必要なのかという声が圧倒的。資本注入及び国有化と
いう既存のスキームで対応できるではないかという意見とこんなボロ株買
い取り機構を作ってどうするのだという声。
買い取りの対象となる株は、上場株、あるいは民間の格付け機関の格付け
によって制限を設けるからボロ株にはならないという金融庁の答弁。
この機構の目的は何か、という問いに、金融庁は銀行に株の保有制限をか
けるので、もし、一定期限までに市場で売れなかったときのセーフティネッ
トだと金融庁答える。はあ?
そこで、ボロ株は買わないように買い取りに制限をかける、しかし、市場
で売れないときのためのセーフティネットだというのなら、矛盾している
ではないか、売れないのは、ボロ株だろうし、一定以上の評価のものは、
市場で売れるではないか、と尋ねるが、回答は意味不明。
と、金融庁がセーフティネットというならば、それは日本の株式市場が不完
全市場だと認めているのと同じでそれは大問題だぞ、という声が追い打ち。
こんな機構作っても株価には何の意味もないぞ、という声に、これは株価対
策、PKOのためにやるのではないと金融庁。それに対し、前に座っている
幹部から、ちょっと待て、その局長の答弁はおかしいではないか。PKOで
無いことはないぞ、と。
さらに、出席者から、株価はその企業の将来収益を反映して、上下するもの
で、金融庁の前提は、企業の将来収益は下がるということなんだな、と。
株価の低落は、銀行のオウンリスクではないか、さらに根本的な話で、この
スキームで、銀行の貸し渋りが解消するとは思えないという意見も。
ボロ株が市場に出れば、価格は下がるが、それは下がるべきであり、企業業
績が上がりそうならば、価格は上がる。それがコイズミ構造改革ではないか。
市場の評価を遮断するのは間違っている、と。
参院選挙の前に、資本注入のスキームに加えて、銀行にさらに公的資金を入
れる枠組みのようなものを作るのは、どうかしている、と。

ここで、行革本部の中間とりまとめのために、僕は退席。行革本部で、環境
事業団の債権回収事業になにも触れられていないのはおかしいではないか、
PCB処理事業も、それだけが事業団に残るならば、直接執行なり民間委託
なりにすべきだと中間とりまとめに強くクレームを付け、緊急対策に戻る。

塩崎、渡辺、伊藤各議員が塹壕を掘って徹底抗戦の構え。聞いたら機構につ
いては、全員反対だったとのこと。
議論はうち切られ、不良債権処理の議論に移る。RCCに関する問題点の指
摘が相次ぎ、アメリカのRTCのように期間を区切れとの声が。塩崎さんが
五年のサンセット法案を議員立法でやるべきだと。
要注意先債権に手をこまねいていたり、申請主義の銀行行政はだめだ、RCC
は単に不良債権処理を長引かせ、職員の仕事場を確保しているだけではない
のか、との意見が相次ぐ。金融庁の出してきた数字は、極めてミスリーディ
ングで、意味がないではないかとの批判も。

最終処理のスキームに最大の問題であるはずのリスク管理債権でない、特定
産業の大手二、三十社の問題が含まれていない、この債権の引き当てがない
のが問題ではないか、なぜ金融庁はこの問題を避けるのか、申請主義をやめ
るべきだとの強い意見がでて、みんな大演説になっていた。八時からの会議
は十時まで続き、その部屋で、政調の正副会議が開かれるため、部屋を明け
渡さなくてはならず、会議終了。
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■編集:河野太郎
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  東京 8月30日(ブルームバーグ):東京証券取引所が30日発表した8月
第4週(8月20日から8月24日)の東京、大阪、名古屋の3市場合計の投資
主体別売買動向(1、2部合計)によると、銀行や生損保など国内法人が売り
越し額を増やした一方、海外投資家は買い越しを継続した。

  国内法人全体の売り越し額は前週の624億円から1518億円に膨らんだ。特
に生損保の売り越し額が前週の289億円から720億円に急増したことが目を引
いた。長・都・地銀も843億円と依然高水準で売り越したほか、事業法人も前
週と同程度売り越した。9月の中間決算期末に向けた法人の持ち合い(株主安
定化のため企業間で相互の株式を保有し合うこと)解消売りが本格化してきた
ことがうかがえる。
  投資信託も中間期末に向けた解約売りが出ており、13週ぶりに売り越しに
転じた。

  持ち合い解消売りは9月第1週あたりがピークと予想され、相場に大きな
影響を与えそうだ。
  また「裁定買い残が1000億円減少しているにもかかわらず、証券自己が買
い越している点が気がかり。法人の売りを自己で引き受けていると推測され、
相場の戻り局面でポジション整理に動くとみられ、警戒が必要」(東海東京調査
センター投資情報部の隅谷俊夫ストラテジスト)との指摘もあった。

【8月第4週の投資主体別売買金額】(単位:百万円/▲:売り越し)

             売 り     買 い    差し引き

総計         3,711,375.27 3,712,796.93    1,421.66
自己計        1,229,684.08 1,289,037.91   59,353.83
委託計        2,481,691.18 2,423,759.01  ▲57,932.17
委託内訳  証券会社   58,181.99   65,930.57    7,748.58
      外国人  1,192,156.91 1,276,022.72   83,865.81
      個 人   438,749.42  441,092.17    2,342.75
      法 人   792,602.85  640,713.53  ▲151,889.32


法人内訳
      投資信託   74,457.69   71,231.28   ▲3,226.41
      事業法人   76,890.69   42,890.47  ▲34,000.22
      他法人等    6,654.98   19,627.02   12,972.04
      金融機関   634,599.47  506,964.76  ▲127,634.71

金融機関内訳
      生保・損   97,605.76   25,543.92  ▲72,061.84
  長銀・ 都銀・地   95,297.47   10,961.91  ▲84,335.56
      信託銀行   435,121.88  467,070.85   31,948.97
      他金融機   6,574.35   3,388.07   ▲3,186.28

東京 浅井 真樹子     Makiko Asai       HS


#外国人も証券会社(ココ重要)も買い越し。
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だから、
この記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010830-00000112-yom-bus_all
はほとんどウソだらけ(笑)。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010830-00049717-reu-bus_all
ゲロゲーロ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010830-00049732-reu-bus_all
ゲロゲーロツー。


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