投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 28 日 15:00:39:
米国からの使節団がこの9月末に日本にきますが、これが、不良債権処理のプロを引き連れてくる、<第二の黒船>になる筈です。
この<黒船>が、港に着いた時、【マイカル】に最後通告がなされるかも知れません。
そして、その通告がなされた場合には、【第一勧銀】も無傷ではすまないでしょう。
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■□■マイカル、負債削減計画先送り■□■
経営再建中の大手スーパー、マイカルは今月末までに連結有利子負債を9100億円(2001年2月期末は1兆1500億円)に削減する計画を先送りする。
格付け引き下げの影響で証券化による店舗不動産の売却が困難になったため。
第一勧業銀行など主力取引銀行は早期の計画達成を改めて求めたうえで、支援を継続するとみられる。
今月末の連結有利子負債残高は1兆円程度と目標額を1000億円近く上回る見通し。
証券化による店舗不動産の売却で1200億円程度の返済原資を確保する計画だった。
6月以降に複数の格付け会社が相次いでマイカルの長期債などを格下げしたため、店舗譲渡後にマイカルが支払う賃料を投資家への利払いに充てる仕組みでは計画通りに売却することが難しくなった。
マイカルは1月に発表した「新中期3カ年経営計画」の実現へ向け、9月以降、店舗不動産売却の手法を見直すとともに子会社株式の売却を進める。
2002年2月末に向け有利子負債を当面の目標である9100億円まで削減するほか、追加策を含めて可能な限り圧縮する方針だ。