投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 28 日 11:50:34:
28日午前の東京株式市場は、買い材料に乏しい中、先物先行で大幅反落している。東証株価指数(TOPIX)は一時、前日比15・05ポイント低い1140・12を付け、24日終値の今年最安値1145・34を下回った。日経平均株価も225円15銭安の1万1049円86銭まで下落し、24日の取引時間中のバブル崩壊後最安値1万1075円42銭を更新した。
7月の完全失業率5%は織り込み済みで、目立った反応はないが、円高などが嫌気されている。
ハイテク企業の業績下方修正は相場に織り込まれつつあるとの見方もあるが、小泉内閣の政策待ちの状態では買い材料に乏しい。「政府の景気・株価対策と不良債権処理促進がそろうまでは下値を探る『催促相場』が続く」(証券アナリスト)との見方が強まっている。 【吉原宏樹】
[毎日新聞8月28日] ( 2001-08-28-11:37 )