投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 25 日 22:27:20:
国内の主なメーカーや卸・小売業などの4割以上が、生産や調達の拠点を中国に移したいと考えていることが、日本貿易振興会(ジェトロ)の「日本市場における中国製品の競争力に関する緊急アンケート調査」で分かった。中国に対する日本企業の関心の高さを裏付けている。
調査は今年4月に製造業、卸・小売業、商社計2690社を対象に実施し、1011社の回答を得た。
「生産・調達体制の見直しを検討しているか」の問いに対し、42・2%が「国内または海外生産拠点から中国への生産・調達拠点のシフトを検討したい」と答えた。「日本国内での製造コストでは競争できなくなっている」ことをその理由に挙げた企業が72・8%で最も多かった。
また、日本に入ってくる中国製品が増えている理由については、「価格競争力が強く、国内市場の低価格品ニーズにこたえているから」(40・7%)、「価格競争力に加えて、品質が改善されているから」(37・2%)、「海外企業や日本企業の中国での生産体制が整備されているから」(22・6%)などが目立った。
(8月25日18:53)