投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 25 日 12:20:23:
現在、ラスベガスで開催されております<稀少金貨専門家会合>に参加しておりますが、ここラスベガスニきます機内では、ファーストクラスは、満席、エコノミークラスには、空き席があるという、極めてアンバランスの様相を見せていました。
また、ラスベガスでは、ニューヨークと同様、人であふれており、ホテルも、一流ホテルはチェックアウトを遅らせることが出来ない状態になっています。
また、いつもいきます<スパ>に行ってきましたが、ここで、以前会ったニューヨークで多くのレストランを経営しているオーナーと再会し、色々話をしましたが、ニューヨークの景気は全く変わらないと言っていました。
回りが不況、不況というから、却って儲かっているよ。とも言っていました。
その理由は、<購買コストが下がってきているから>と言っていました。
また、これは、スパの支配人が言っていましたが、企業のトップは、このときとばかり、コストを過剰にカットしてきており、意図的に、不況をあおっているのではないか?とも述べていました。
この見方には、私も賛同するところがあり、例えば、マイクロソフトですが、いち早く、出張旅費の削減や事務経費の削減を社内に命じていますが、経営陣の報酬(10億円〜100億円)は、なんら変わりありません。
どうも、今の不況は、仕組まれた不況ではないかと思えなくもありません。
また、今日の、【稀少金貨専門家会合】では、面白い話がありました。
日本円で、150億円以上の顧客の資産運用を担当しているFP(ファイナンシャルプランナー)が、本格的にこの【稀少金貨市場】に投資を行うことになったとの話です。
今までは、スイスの一部のプライベートバンクが、顧客の為に、【稀少金貨】を10年、20年期間で運用資産に組み入れてきていましたが、今度は、米国のFPが、本格的に運用資産の30%を目処に、【稀少金貨】を資産運用に組み入れることにしたようで、先般のアトランタのANAコンベンションで、100万ドル(1.2億円)の購入を行ったようです。
資産家達は、何度も述べてきていますが、すでに、資産のポートフォリオを大幅に組替えており、ニューヨークダウが下落しようが、ナスダックが下落しようが、殆ど影響はないのです。
(この点は、別途 Q&Aにて、詳しく掲載させて頂きます)
今は、悠然と、【ポートフォリオ】の現金部分を、どのような形で、【現物】投資に振り向けるか。
これを、検討しているところだからです。
また、一般人も、今回の戻し減税で、かなり消費に動いており、この影響は必ず、今後の経済統計に表れてきます。
今は、以前にも述べましたが、米国経済は、最も暗いところを通過しているところですが、実態は、それほど悪化しておらず、今年の10月には、かなり好転した数字が出てくると思っています。
くれぐれも、日本のマスコミの報道には、惑わされないようにしてください。